羅臼岳   1661m     NO−223 2009/9/26 天候 曇り 山頂は霧と強風 単独(千歳よりレンタカー) 走行距離 千歳まで477km 気温 山頂6℃

日本百名山

                                                            木の下小屋〜仙人坂〜極楽平〜1の岩場〜2の岩場  〜羅臼岳(往復)                                                          
                                       

 羅臼岳知床連峰の最高峰であり斜里岳とともに千島火山帯に属する休火山である。

羅臼岳を主峰とする知床は原始性豊かでダイナミックな自然が残り、2005年7月世界遺産に
登録された。

知床の地名はアイヌ語で「シレ・トク」地の果てという意味を持つ。てつかづの原生林が残る最果ての地で雄大な景観を誇っている。

羅臼岳は溶岩ドームが盛り上がり迫力のある奇岩、巨岩の積み重なった山頂部が形成された釣鐘型となっている。登山口は、岩尾別、羅臼、硫黄山と3ヶ所あるが最も登山者の多い岩尾別温泉から。
羅臼岳の名は羅臼川の源流あることからついた。
アイヌ名では「チャチャ・ヌプリー親父・山」と言う山名が与えられていた。(
昭文社(山と高原地図より)


 昨日登頂の斜里岳から羅臼岳麓の宿、海の見える民宿、桂田を06:00車で出発し、10分程で
足尾別温泉、地の涯の駐車場に到着。
木の下小屋は200m程の奥まった右側に有り、5台程の駐車スペースが有り、1台既に駐車していた。
昨夜、宿で頼んでおいたお弁当で朝食をすまし身支度を整え出発する。
林道を登ってくる際に少し霧が発生していたので、天候が心配になる。

登山道は直ぐに急登となり、間もなく関西から見えた若いカップルと地元北海道の男性と4人で登ることになった。
急編成のパーティーであるが、熊が生息している地域なので単独よりは少し心強い。

約1時間ほど登ると650m岩峰の急登が現れたが、特に大変な所はない。
それより何時熊さんが登山道に立ちはだかるか心配であった。

極楽平に差し掛かるとガスと風が出てきた。
やがて1の岩場、を過ぎ2の岩場もさほど苦もなく登り、山頂の岩場に到着。
山頂はジェット気流のような霧と強風が目にも止まらないスピードで頭上を流れていく。

立ち上がると吹き飛ばされそうなので岩に這いつくばりながら4人で山頂へ、風を遮る岩に身を寄せ4人で僅かな時間を過ごす。
大阪から見えた若いカップルの女性は山登りは初めてと聞き、驚いた。
このような過酷な山歩きを体験され、将来は困難に直面しても問題なく対処できると思う。
山頂の岩陰で強風を避けて身を寄せ合う二人の将来に幸あれ。

寒さのあまり長居は出来かった、写真を撮り早々に下山する。
仙人坂を過ぎると山頂の強風と霧は信じられないほど穏やかである。
どうもオホーツク海からの風が山にぶつかり、通り抜ける風の道かも知れない。
羅臼岳には沢山生息する友好的な熊さん達は何処かで見守っていてくれたらしい。
羅臼岳で北海道の日本百名山はすべてクリアー出来た。

2泊目の宿、国民宿舎、桂田15:40分ごろに帰り夕陽の綺麗な海を散策し、夜は美味しいタラバガニの夕食に生ビールで無事に幌知岳、雌阿寒岳、斜里岳、羅臼岳山行を終え、もう一人の自分と乾杯する。
3時間ほど仮眠の後、02:00起床し、千歳空港に向けレンタカーを走らせる。
宿を出発して30分ほどで2台の車が国道から2m位下がった「たんぼ」の中にライトが点いた状態で突入している光景が、眠さを吹き飛ばしてくれた。
単調な深夜のドライブで睡魔に襲われたのかもしれない。
途中、ハイウエーのS・Aで朝食をとり、6時間30分を要し、8時30分にレンタカー会社に
返却、千歳空港に09:00に到着した。


千歳発JAL506便(09:55)〜羽田空港に(11:25)に無事山行を終える。

お会いした皆さん、一緒に登って頂いた皆さん、多くの方に助けられここまで来ました、
日本百名山の残り1座は、北アルプスの白馬岳は来年まで夢を持ち越します、
有難うございました。





            歩行時間 8時間 00分
     行動時間8時間30分

海の見える国民宿舎桂田(06:00)〜足尾別温泉地の涯(06:20)〜木の下小屋

(06:22〜50)朝食〜弥三吉峠〜極楽平(〜仙人坂〜羅臼平(12:32)〜岩清水〜

羅臼岳山頂(11:10〜27)羅臼平〜仙人坂〜極楽平(13:44〜55)〜弥三吉峠(13:57)

〜木の下小屋(15:20)

カシミール3Dの軌跡です
 木の下小屋登山口から羅臼岳山頂 往復のGPS軌跡の3D画像です
木の下小屋から羅臼岳山頂往復のGPS軌跡です
 木の下小屋登山口から山頂往復のGPS軌跡です
知床公園線より木の下小屋に入る入口(地ノ涯ホテルの案内) 登山口の有る木の下小屋
 知床公園線から岩尾別温泉に入る入口   地の涯Hotelの奥にある木の下小屋登山口 
木の下小屋登山口 (駐車場は5台駐車可)  羅臼岳登山口
木の下小屋登山口の駐車場(5台可)   羅臼岳登山口 
 オホーツク展望台 登山道の紅葉
オホーツク展望台頂上まで5.9kmの道標  登山道の紅葉 
650mの岩峰、ヒグマは何処にもいます、十分注意して下さい 弥三吉水は左にあります
650mの岩峰(ヒグマは何処にでもいます)  弥三吉水(頂上まで4.3km) 
極楽平(頂上まで4km) このあたりはヒグマが生息し蟻を食べに来るそうです
 極楽平 (頂上まで4km) 08:21 この辺りは 熊が蟻を食べに来るそうです 
山の上はガスがかかっている 仙人坂   頂上まで3km
山の上は霧が立ち込めている  仙人坂 頂上まで3km(08:49) 
大沢入口 霧が出て来ました 万年雪で魚の鱗のような形をしてました
大沢入口  頂上まで2km(09:24)   万年雪(魚の鱗のようです)
羅臼平 山頂まで1時間ほど 綺麗に咲くイワギキョウ
羅臼平 (10:07)  イワギキョウ&チングルマの実 
強風とガスの羅臼岳山頂 強風と霧を避け岩場でしばしの休憩(皆さん寒かったようです)
羅臼岳山頂 1661m   強風とガスの通り道なのか岩陰でしばし休憩
羅臼岳山頂は強風で立ち上がれない(吹き飛ばされそう) 下山してくると麓は快晴でオホーツク海が綺麗に見える
麓の方は晴れていました
立ち上がると吹き飛ばされそう15m/Sec位か   オホーツク海が見え快晴の登山道
一緒に登った大阪から来られた若いカップルと北海道内の方 幌尻岳を下山し林道で暗闇を走っていたらこの位の鹿が3頭突然現れ立ちはだかり驚かされました
大阪から来られた若いカップルと北海道の方  立派な鹿さん 
費用内訳
羽田→千歳(先得割引)
千歳→羽田   々
レンタカー6日間
ガソリン代
日高自動車道(ETC)
道央自動車道(ETC)
幌尻山荘 2泊分払込
野中温泉YH
(1泊2食)
斜里町国民宿舎(桂田)
(1泊2食)
斜里町国民宿舎(桂田)
13400
10100
34800
 9352
 1000
 1450
 3000(1泊のみ)
 4855
7850円

7850
総費用 93657円/4座   23,415円





海の見える民宿(国民宿舎) 桂田(かつらだ)とても親切な宿の方々でした。

とても親切な宿の皆さん料理の美味しい
海の見える宿でした。
上の写真は全景
国道前はオホーツク海です


大変親切にもてなしていただき、心温まる宿でした。



簾で囲まれた部分は露天風呂です夕食のカニ料理の一例です



北海道斜里町ウトロ東361
TEL&FAX 0152(24)2752
 海の見える民宿

 国民宿舎 桂田(かつらだ