歩行時間 7時間10分 行動時間 8時間10分
今回の山行は越後三山の一座の巻機山とし前日の午後、車で都内の自宅を出発する。
関越自動車道に入り塩沢ICを左へ暫く進むと六日町からのR291のT字路に出る。
右折しICから30分ほどで清水に入る、左側に民宿が数件ある辺りがキャンプ場への入り口、
細い道を斜め左に入ると直ぐに案内板が有る。
そこを左折しキャンプ場方面に入り、直ぐに左の奥まった所に巻機山キャンプサイトがあり、
都心から約3時間の道のりです。
テン場には私一張りのみ、夜の帳が下りると街灯はなく真っ暗闇、炊事場の水は飲めませんと
但し書きが有る。
聞こえるのは沢の音のみ、早々に夜食を済ませ、蚊取り線香を灯し、シェラフに潜り込んだ後も、
熊さんがやってこないか、心配しながら暫く、寝付かれなかった。
朝は4時ごろから野鳥のさえずりで目を覚まし、朝食を終え身支度の後、6時30分に
キャンプサイトを後にする、
道なりに登ると数分で左側に料金徴収のBOXが有るが係員は来ていない、トイレと水道がある
がこの水道は飲み水には適さないようです、なぜなら近くのキャンプサイトの水道さえも飲めませんとただし書きが有るので。。。
少し先の小さな橋を渡り、駐車場に入る、登山道は駐車場の奥。
身支度をして歩き始めたのは6時50分、数分で道標が有り、右折し井戸尾根コースをとる。
1時間ほどは雑木林を中をジグザグに急坂を登ると、展望が開け、数人が休めるくらいの五合目
(焼松)に出る。先程私を追い越して行った町田市から来られたTさんが休んでいた。
少し山の話で時を過ごす、五合目まで標準コースタイムは1時間30分とあるが、1時間で
登ってきた私が長身の青年、Tさんに追い越されたのには驚いた。聞くと「お父さん」が、私より
10歳も若いとの事。。。学生時代はワンゲル部に在籍との事、筋金入りの山男、先に行って
いただくことにする。。。
5時間10分標準タイムの所を、約1時間短縮して、4時間15分(休憩含む)で巻機山の
山頂に到着する、所々に残雪があるが
井戸尾根の粘土質の登山道を除けば比較的歩きやすい。
雨具を上着だけ着てきたが10時ごろには小雨も止む、濃いガスが時折吹き上がってくる。
巻機山の山頂で先ほど先に行って頂いた町田市のTさんが休んでいた、牛が岳はガスで
何も見えないので行かないとのこと、下山はあの土砂崩れの跡の生々しいヌクビ沢を下山すると言う、
私は土砂崩れを見てヌクビ沢ルートは中止とする。
安全に下山されることを祈りながら、T青年と別れる。
折角なので牛が岳に向かう地図では往復1時間20分とあるが50分で往復する事が出来た、
幸運にも牛が岳山頂に到着と同時にガスが切れ、晴れ間が見えてくる、ラッキー。。。。
山々がくっきりと見えくる。
巻機山まで戻り昼食とし、下山は土砂崩れの後が生々しい「ヌクビ沢」の雪渓ルートを止め往路下山とする。
井戸尾根の粘土質の急坂で見事に滑りズボンとリュックが泥だらけ。。。
下山してから料金徴収所ボックスの手前にある水道で洗う、、係員に駐車料金1日 500円を
支払う。
湯沢温泉日帰り湯でサウナや仮眠設備の有る温泉で4時間あまり疲れを取り、渋滞のない
関越道を湯沢温泉から2時間40分で無事に都内自宅に到着する。
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巻機山麓キャンプサイト 1張りのみ | 粘土質の登山道でよく滑る |
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標準タイム4時間30分を3時間30分で避難小屋に到着 | 避難小屋前は残雪多し(収容人員30人) |
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巻機山頂上 | 牛ヶ岳山頂 往復50分 奇跡的に天候が回復する |
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巻機山山頂の付近の吹き溜まり | なだらかな上方が巻機山頂上 |
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上級コースのヌクビサワ(土砂崩れの後) | 登山道にひっそり咲くイワカガミ |
費用内訳 | |
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首都高速 往復 外環状 往復 練馬〜塩沢石打IC往復 ガソリン代 45.5L キャンプサイト駐車場 湯沢温泉入浴料 費用合計 ETC利用(昼夜) |
1240 750 9350 6225 500 800 18865円 |