平ヶ岳      2141m         NO-166 2007/6/4 単独(車)  天候 晴れ/曇り    日本百名山


平ヶ岳登山口〜下台倉山〜台倉山〜池ノ岳〜平ヶ岳(往復)



 平ヶ岳は南会津、尾瀬の北西に位置し、利根川源流部の最高峰で登山口までのアプローチは長いので、前日は鷹ノ巣に泊まり早立ちすることが望ましいとの事、前日に鷹ノ巣登山口まで10分くらいで新しく綺麗な水洗トイレの有るR352に沿った近くに車中泊し(キャンプサイトはクローズの為)
早朝に登山口へ向かう。

20台は駐車可能で既に3台ほど駐車していた。
下山してから分かった事だが2台は釣り客のようである。

駐車場脇に登山カードを記入し提出、用紙も用意されている、林道を行くと幅2m程の沢の水が流れ落ちていている。長丁場なので水は2500cc用意してきたのでここで汲む必要はなかった。
やがて10分ほどで右に入る登山道入り口がある。
すぐに長いヤセ尾根になるので注意して登る事と注意書きがある。

1時間ほどの急登からヤセ尾根が1時間30分も続く
台倉山から何度か上り下りを繰り返し、広い平坦なコメツガの原生林に入ると薄い踏み跡が消えた。
周囲を歩き回り踏み跡を探すも、自分の歩いて来た踏み跡も分かりにくい(残雪が硬く凹んでいない)
地図とコンパスがないと確実に遭難しそうであった。
70cm〜150cmの残雪には難儀しました登り4時間下り3時間の雪上歩きは想定外でした。

池ノ岳付近で夫婦連れの2人に会う、姫の池付近は残雪は無いがテント場は2張りしか張れない、
テント泊する人は木道の上や入ってはいけない所にテントを張ると聞くし、無論トイレも無い。
頂上手前の林は深い残雪あり踏み跡がない動き回りルートを探すとあの雪庇の近くに出る、ガスがかかっていたらと思うとぞっとする…
平坦な山頂のため深い残雪の樹林帯では方向が分かりにくい。

頂上付近は残雪が少なかった。
頂上には2等三角点があり、30分ほどで食事をすませ玉子石分岐でリュックを置き往復1時間で戻れそうだと向かったが、残雪に踏み跡は無かった。
そう言えば平ヶ岳沢からの5時間短縮ルートは6月30日から開通する為、まだ一人も登ってこない。

あの下りのやせ尾根が暗くなりそうなのですぐに引き返す事にした。
登りで迷った広い原生林で、ルートを見失いまた下りでも迷った。
GPSの軌跡をONにしなかった為に軌跡の記録が無い、こんな時の為に購入し、96K円も
投資したのに情けない。

広く緩やかな傾斜の原生林の中、下っている方向が登りで、上っている方向が下山方向の為、
錯覚する、目印も無く道標も広い樹林帯で上の部分が雪の上に少し覗いているだけ。

有数の豪雪地帯の残雪期は細心の注意が必要との思いを新たにし、小雨が降り出したヤセ尾根の
岩場を1時間ほどで下り登山口を目指し18:20分駐車場に無事到着。

山と高原地図でのコースタイム12時間55分を15分休憩を含めオーバーする
明日予定していた12時間コースの越後駒ヶ岳の登山は中止することにし、温泉めぐりに予定を変更、
桧枝岐温泉の燧の湯から、那須湯本の鹿の湯温泉に向った。

昨年那須岳山行の折、観光名所の殺生石前で観光客が帰り、暗くなった駐車場で、10kgくらいの痩せた首環の無い白と茶の犬が一匹うろついていた。
持っていた「おにぎりとカロリーメイト」をあげると美味しそうに食べた、車が走り出すとバックミラーに
少し不自由な足で追いかけてくる姿が見えた、きっと捨てられた時のことを思い出したのかも知れない

ごめんね〜と言いながらアクセルを踏んだ。
思わず涙が流れた、でも家族に相談も無くつれて帰ることは出来なかった。

家族と相談し、1ヶ月後、蔵王山行の帰りに立ち寄り探したが見当たらなかった鹿の湯で聞くと誰か
捨てて行ったらしいですよ…観光客の後ろについて、食べ物を貰っているようです、との事でした。

温泉神社前の店は4月まで閉店、今年は見かけませんでしたとね〜きっと厳しい冬を越せなかったのでは〜とお店の人…犬は見当たらなかった

硫黄温泉「鹿の湯」で41℃〜46℃までの五つの浴槽に浸かり疲れを取り帰途に着く。                                                               
 


都内自宅(15:30)→首都高速(16:00)→関越道→小出IC(19:00〜30)→銀山平→鷹ノ巣

(車中泊)(20:30)登山口駐車場(05:10)→下台倉山(07:40)→白沢清水(09:51)池ノ岳→

平が岳山頂(昼食12:15〜45)→池ノ岳(13:00〜10)玉子石方面に向かうも引き返す→

白沢清水(14:26)→下台倉山(16:37)登山口駐車場(18:20〜)→尾瀬御池→桧枝岐温泉

(20:00テント泊)→燧の湯(07:00〜40)→那須湯本鹿の湯(12:00〜13:00)→那須塩原IC→

東北道→首都高速→都内自宅(18:00)


  登り7時間5分   下り5時間35分    行動時間13時間10分   

駐車場横にある登山口 道路の反対側と合計20台くらい駐車できる
05:09  駐車場横に有る登山道入り口 只見川に沿っているR352に面した駐車場
駐車場から10分ほどでもう再度登山道入り口の道標がある 登山道に咲くイワカガミ
(05:20)駐車場から約10分で登山道入り口の分岐が有る 登山道に咲くコイワカガミ
平ヶ岳がみえてくる ショウジョウバカマ
2時間30分で下台倉山から平ヶ岳が見えくる ショウジョウバカマ
台倉山付近 コメツガノ原生林付近
(08:27)台倉山付近 (09:30)コメツガの原生林付近
原生林の中踏み跡が無い アリ地獄のような穴1m50cm
(09:42)平坦な原生林の登山道に踏み跡が殆ど無い 蟻地獄のような所に落ちないように(150cm位)
水場は雪ノ下 残雪が硬くしまっていて踏み跡が付かない
水場は雪ノ下 (樹林帯では雪が硬く踏み跡がつかない帰路 広い残雪の樹林帯の中で道標を見つけるのが困難 帰路撮影
頂上手前の林の中の残雪でルートを探していると雪庇の近くに出る、ガスが出ていたら大変 振り返ると台倉山
帰りに撮影する、樹林帯の中でルートを探してると
雪庇の上に出るガスの出ているときは滑落の危険有り
10:16 振り返ると台倉山
テント場といっても2張りしか張れず、トイレも無い 木道から10m入った所に三角点がある
姫ノ池 (テント場は2張りしか張れない)トイレなし 12:15  平ヶ岳山頂 
1km先の玉子石は残雪でルーと分からず引き返す 往復60分だと帰りは19:00になりヤセ尾根の通過が暗くなるので取りやめ
13:00 玉子石に向かったがルートが分からず引き返す
5時間の短縮ルートはここに合流するが 6/30に 開通する
帰路撮影したヤセ尾根ルートは登り約90分下り60分
延々と続くヤセ尾根は登り1時間30分下り1時間   (帰路撮影)



費用内訳
首都高速
外環
練馬IC〜小出IC
那須塩原IC〜川口
首都高速
燧の湯温泉
那須湯本鹿の湯
ガソリン代 688km

費用合計

  560
  500
 5300
 3900
  680
  600
  400
 8087

20,027円